本団体はまず、フェアトレードに興味のある高校生を媒介として世代を越えた多くの人にフェアトレードの魅力を発信すると同時にフェアトレードの現状における課題についても議論することでより良いフェアトレードの仕組みを導き出すことを目的としている。また、高校生がフェアトレードに関するアクションを起こしやすい環境を提供し、持続的に社会に影響を与え続けることとする。
(任意学生団体FTSN関東高校生支部 規約 2018年3月6日 より)
① 議論の場を提供する
既存のフェアトレードとその課題点を議論し、意見を発信できる場を提供することで、高校生同士の様々な考えを共有し、相互理解を深め合うと同時に、新たでユニークなアイディアを生み出すことができる。活動・議論の場を絶やさず提供することでフェアトレードにおける課題の発見、解決策提案ができる環境を維持する。
② より多くの高校生に問題意識を持ってもらう
いずれは一社会人となる高校生が世界が抱える課題の存在を認識することで、国際問題の解決に積極的に貢献できる人材を増やすことができる。高校生を通して同時に幅広い世代の人に発信・理解を深められる環境をつくる。
③ 高校生がアクションを起こしやすい環境をつくる
フェアトレードに興味があっても一人ではアクションを起こすことの難しい高校生が、同様に興味のある高校生と繋がり、共に活動することができる。個人の活動に終わらず、次世代に続く持続可能な高校生のための団体を残す。
④ フェアトレードに興味を持つ高校生と企業を繋ぐ
個々が自力のみで社会に大きな影響を与えることの難しい高校生と、フェアトレード企業が連携することで、縦の関係を築き、より強い影響力をもってフェアトレードを推進していく。高校生の視点から、高校生だからこそできる活動を目指す。